情操教育‪α‬

忘却炉に送るまえに

0616

7時半に起きたら、今朝の猫の動画が送られてきた、早起きしてよかったとひさびさに思ったこと。朝ごはんを作ったり洗濯をしたりピアノを弾いたりしてから家を出られて、伴奏の合わせも午前中にはしたし、共同制作課題の打ち合わせもして、対面授業にちゃんと出て、たくさん同期に会って都度健全に話して、きちんと暮らした。予定をパズルみたいにして埋めている。

大好きな先輩とひさびさに会って、晩ご飯を食べて公園でロング缶1本だけお酒を飲んでいっぱい喋った。一緒に過ごしている時間が圧倒的に少なくても心の奥底の信頼があって、つながれる感覚とか、そういうよろこび。こういう風な、こんな相手に出会えるなんて思ってもみなかった!みたいな相手が大学入ってから何人かいて、それだけが本当に幸せなこと。

ブランコがシンクロしたときの時間とか、逆上がりができなかったこととか、砂場にふたつ並んだ砂山とか、高い遊具に登ってなんとなく降りれなくなってそのまま喋っている時間とか、酒を飲んでいるとなんとなくぜんぶ夢みたいにふわふわとキラキラのフィルターがかかって順序も曖昧になるけど、ちゃんと話した内容をおぼえていられるから、よかった。