情操教育‪α‬

忘却炉に送るまえに

0713

願望の夢みたいなのを見てしまいそれを引きずってなにも手につかない燃費の悪い生活をしているけど、夢にすら願望を見れなくなってしまったら本当に私は終わっちゃうだろうから、認め許していきたい。

 

できるだけ静かなところで暮らしたいし、フライパンをガンガンとシンクにぶつけて洗い物をしなくて済むように、ある程度の筋力がほしい。

静かなのが好きだから静かな時間にしか机に向かえなくなっちゃった。

 

さいきん緑色ばかりを見つめているし、白神山地を歩きたい。

わたしの家でひとと一緒に旅行の計画を立てる、ということをやりたい。なぜならそういうことを一切したことがないから

 

「授業があるんだかないんだか」みたいな気分でなんとなくギリギリアウトぐらいの感じで課題をやって、まあそんなにやってもいないけど、ただ呆然としていたら一週間が終わった、そして絶望の月曜日がやってきてこのデッドナイトが始まる、ほんとうに嫌だ、でも今日は罰のように起きていなくちゃいけないんだろうな、成仏できない

 

もっと、ゼミに関係のない本とかガンガン読むべきなんだろうな、そうするだけで平常時の知的好奇心のレベルが爆上がりするし、考えるべき観点とかもどんどん生まれる。

ああ図書館をちょっと歩き回ることさえできれば、世界に俄然興味が湧き始めるのにな。

 

アイフォンのアルバム眺めて過ごすなんて、そこにないものを残すことができなかった自分自身の不甲斐なさを逆説的に思わされて耐えられないからしたことがないけど、一瞬ともだちの顔写真とそこにいる自分のその時どきの必死さを垣間見、がんばらなくちゃいけないよなと思い直したりした

過去なんて何がなんだったんだかよくわからないしぜんぶ忘れたい。

過去のつづきとして今日をやるのがものすごく重荷だから、約束はハラハラするし連絡はツラいし予定も締め切りもルーティンもぜんぶ無理、好きも推しも友達もたまに放棄しそうになる

それでも自分の欲しいものは自分で手に入れなくちゃいけないよね、

指が少しでも可愛ければ頑張れるかなと、ネイルとリングに頼ってみる