情操教育‪α‬

忘却炉に送るまえに

221014

自分は睡眠薬を処方してもらったり心理カウンセリングを受けたりする必要がないので、比較的心が強いのではないかと思ってきたが、心は普通に弱く、単に防衛機能が過剰であるだけなのではないかと思い直した。それならば打てる策も変わってくる。

自己啓発本に類するものが必要なタイミング?

 

松田青子さんの妊娠出産にまつわる本を読んでいる。重苦しい気持ち。

結婚、妊娠、出産、それらを取り巻く全てのことがこわいよーーーと思って泣いた。何度も本を閉じ、少しずつしか進めない。

 

ぴかぴか晴れの日なら、もう少しうまく動けるような気がするのになあ。

 

頭の中で喋り声がやまず頭痛と動悸がしてき、「祓い」の目的で川辺を走った。私服でも道を走ることができるし、わざとガードレールにぶつかってフィールドの端っこを確かめることができる。川辺は暗く、自分なりのステップを踏むのに最適。家に帰って再び机に向かっていると首筋を小さい蟻が這っていた。

部屋を真っ暗にして独自の踊りをおどっていると何かを召喚しそうな気がしてきて、少し遠慮がちになる。まだ部屋と溶け合うことはできない。それにともなって、言語にも音階にも左右されない原初的な発生方法を思い出すようなことも必要。

オリジナルのユーモアを日常生活の中に適用することで、少し自由になれるのだということを教えてくれた漫才がある。

頭痛の原因も綺麗な1日の終わらせ方もわからない。