情操教育‪α‬

忘却炉に送るまえに

0623

朝、弟が自室にあるトースターでぶあついパンを焼いてくれて、すごくよかった

 

私の家は練習室ではなくてリビングにピアノが置いてあって、間取り的にもリビング・ダイニング・キッチン・脱衣所・トイレがぜんぶひとつなぎになってるから、家の中のどこにいてもピアノの音がきこえる、干渉されることになる。だからなのか、コーティングされた綺麗な音よりも、ちょっと粗野で手癖をかんじる演奏が、私は好き。

 

ゼミ後、夕方、3キロぐらい走って折り返してまた3キロ走った。ひさびさの屋外の空気と規模感が良くて、時折ぶつかる虫のことと、空がうすオレンジから黄色になって緑になって青にのまれていくまで、のことだけを考えた。止まらずにどこまでも走れそうだった。足でもなく肺でもなく腹筋だけきつかった。

危ないからといって父が自転車でついてきてすごく嫌だったけど、ちゃんと程よく私が感知できない距離感でいてくれて、折り返し地点の農協でピーチの三ツ矢サイダーを買ってくれて、それがすごく美味しかったからよかった。

 

私は心身の健康のために、よい空気をめぐらせるために走るけど、脚がもうすこし細くなればいいのにとは思う‪、

去年の夏は脚太くてもショートパンツ履いてやる!がテーマだったからこの脚で大丈夫だったけど、今年のこの退屈な夏はかわいいワンピースめちゃめちゃ着たいから、痩せたい。ワンピースはぜったい華奢な脚がいい。

 それでトレーニング方法をググったりすれば、必ずクソみたいなコラムと広告を見る羽目になる、私は私の着たいワンピースを私の着たいように着るために脚を細くしたいと言っているのに、さも、私の脚が太いから私に恋人ができないみたいな、圧力を受ける、そういうダルい時代だよね

ああわたしの健脚、この健脚がなかったら今まで数多の授業や待ち合わせに遅刻してきただろうこの健脚…

 

魅力的という言葉はいいな。素敵でなくても素晴らしくなくても、なれるものだから

 

自分の身体の小ささや白さや丸さ、やわらかさといった女体的特徴が、生物としてよわいなというふうに見えるけど、よわくてあやういから、美ということにされているのですか

男の骨の直線的なかたちこそ、完全の美みたいな感じがするのにな

とはいえあの、西洋絵画によくいる、ミルクの匂いがしそうな肉厚の女体のように私はなれないわけですが、、どっちつかずのかたち、

 

LiSAとミッツマングローブ氣志團が喧嘩上等をうたってる動画、すごくよかったからまた見たいな。めちゃくちゃ気に入ってたのに削除されちゃった

 

 

うちの父はしょっちゅう、私に小さくて可愛かった頃に戻って欲しいと、今は生意気で可愛くないから、みたいなことを言うが、どう考えてもいつだって私は今がいちばん可愛いし、ほんとうに黙っていてほしい

 

木更津の赤い橋、あれって区分としては歩道橋だったんだ

あれの上で、流れ星を見たことがあります

 

今週は教習所に行かなくていいぶん、ゼミとしごとの作曲をちゃんと頑張る

とりあえず今日は酒がうまい