情操教育‪α‬

忘却炉に送るまえに

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筋肉痛がすごい!大臀筋内転筋ハムストリングス

 

友達のお父さんにギターを教えてもらった。春風の入ってくる和室で午後をすごした。楽器屋さんで働きながら自分もミュージシャン活動をしていた人で、音楽やその業界についての知識も愛も深くて、どんどん面白い話をしてくれた。たとえばこんな田舎には音楽好きは珍しくて、きっとこういう人とその知がたくさん各地の田舎には点在しているんだな、

あたらしい楽器を扱えるようになることはあたらしい視点と身体感覚から音楽を解れるようになることだし、よい楽器の使い手を間近でみてそのひとの言葉をきくのも、その意味で音楽への解像度が上がっていく刺激的な体験。ギター欲しい練習したい!

母屋にいたおじいさんおばあさんがすごくあたたかくおもてなししてくれて、手土産に煮物とか持たせてくれた。とてもかわいくてお人好しなおばあさんだけど、お嫁さんの立場からしてみればいいことばかりではないらしい、お父さんもお母さんもそれぞれとても面白くて愉快な人だけど、同じ敷地内で別居して連絡先すら消し去ったらしい、憎悪とかはもはやなくサラっとした無関心だけがそこにあって、そういう夫婦だって珍しくないよな、本当に結婚ってなんなんだろう

ここのところ折に触れて結婚について考えている。すてきな親愛なる女性たちがその魅力をたいせつにされず結婚の制度や生活に疲弊していくケースばかり見ていて、すきな女たちがそういうものにとられていくとしたらたぶん悔しすぎて、よいロールモデルのことだってたくさん見るべきなんだろうけど、そもそもなんのために発明されたどのような文脈に乗っかったどのように利用され刷り込まれがちな制度であるか、そういうことなどひとつひとつ調べたり検証していくことは必須だ、じぶんがそこに乗ったり降りたり推し進めたり抗議したりするために、そして好きな女たちにいつか気持ちよくおめでとうなどと言うために

 

 

祖母にワイドショーを見ないでほしい

LiSAが大きくゆうめいになるのはすごく素敵なことだけどいつかLiSAが国のものみたいにされる瞬間を目にしたらわたしは一体どんな気持ちで受け止めればいいだろう、

ねこアカウントとかねこ動画の飼い主の愛で方がひじょうにグロテスクなときもわたしはサッと目をそらして見なかったことにするしかできない

死なないにしようとか大学やめないでいようとか結局全部規範によるものだったりして

ねこに食べてほしくなくて、家の中の小さな虫を即座に殺すようになりました、かなしいことです

教授にメールをした、相変わらず嫌味な人間だなと思った、明日直接会話をしなきゃいけないのが苦痛すぎる

 

ぜんぶなくなれ!としょっちゅう思いますが毎日、ねこがいるからやっていける。すぐそこに意思が動いているというその事実と、ふかふかとぬくぬくの存在感が、綺麗でいとおしくて涙がでる。ユーミンの守ってあげたいがテレビで流れていたので前にいたねこに向かってそれを一緒に歌っていたらアアアといって身をひるがえして去っていった。不気味だったのかもしれないね