情操教育‪α‬

わたしのこと好きな人だけが読んでいい日記帳

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ねこがニャアと鳴いて起こしにお越しになったので目覚ましが鳴ってないけれど自然に起きられた。7時半前。朝食までたべて余裕で母を職場まで送り届ける。帰りに道をまちがう。

幼稚園からの幼馴染の家に行った。彼は、これ以上を知らないくらいに柔和な印象の人なんだけど、お部屋にはものすごいデッカいセクシーポスター、褐色の肌、下乳すごいやつ、がベッド脇に貼ってあって、グラドルの写真集、ふともも写真集、着衣巨乳写真集、がわざわざ表紙の見えるように、飾ってあって、ちょっとだけ戸惑う。小学生の頃借りた漫画とか、よくいっしょにあそんでたときに持ってたぬいぐるみとか、そういうものの隣に、着衣巨乳。アユニの写真集を差し置いて最前面に、ふともも。同じ棚には「女の子のおりがみ」とかが並んでいる、幼稚園の実習などで役立ったやつ。そういう状況の、インパクトってこと!セクシーポスターは飾って背景になるうちにオブジェクトとして堂々と機能し始めて別の色のものになっていて、そういう受容のしかたをわたしは知らないから、その点に対する目新しさがあるという話でもあり。飾るのはなんのために飾るのかみたいな話でもあって、私はそれらしさを醸すためそういうことにするため、のような感じでものを配置するし、好きに囲まれていたいから飾るという人もいて、それは飾ることで使うことにもなるみたいな、それを飾って空間を埋め尽くすことによって恒常的に好き度を上げていくバフみたいな感じで使ってるんじゃないかと私は思っているけど、たぶんこの写真集はそういうことではなくて、何らかのカルチャーとか文脈とか界隈のにおいをアロマティフューザーみたく漂わせて自己補強するかのような感じでここにあるようにおもえて、未知!しりたい!という気もち。

でもそういう密度ではなくもっと大きなところで未知の領域がありすぎるから、幼稚園実習の話や春から就職する施設の話をきくだけでおもしろかった。

彼が泊まりバイトに出発してからは、妹ちゃんにピアノをおしえたり中学の話を聞いたりスケッチブックを見せてもらったりした。「美術部のおともだちが全然そういうタイプではないのに、実はニコラを読んでいたことを打ち明けてくれた、いいじゃん!て言ったらおすすめのモデルさんをおしえてくれて、その子がすっごくかわいかったから自分もまたニコラ買うことにした」ていう話がすごくよかった。わたしがタイムラインの文字を読んでぼーっとしてるようなああいう時間をひたすら可愛い女の子の写真を眺めたり、YouTubeメイク動画やダンス動画を見たりしていて、なんか生産的に思えた。「めありちゃん前髪になりたい」て言ってたから、ほう、そういうものがあるのか、たしかに私の時代にもそういうのあったかもしれない、アイちゃんポーズみたいな、とか思って、めありちゃん前髪でツイッター検索してみたら、その子のものとおぼしきアカウントがでてきて、つまり、おそらくこの子ひとりだけが「めありちゃん前髪」の言葉を使っていて、 なんて愛おしいんだろう!って。

この家にも猫がいるが、うちに猫が来たことにより猫全般に対する解像度が上がった。まえに見たときは「ちゃいろいねこだ」というふうにしか思わなかったけど、体がみじかくてあしが長いなとか、声が中音域だなとか毛が短いなとか口の形が横広がりだなということに気がついて全然べつのねこに見えた。そして、身内にはものすんごく甘えん坊だけど、基本的には敵視剥き出しでめちゃくちゃ凶暴。すぐメンチ切って威嚇して引っ掻いたり噛んだりするヤンキー猫。こわかったのであんまり目を合わせるのをやめた。うちの子は穏やかすぎるんだなあ、心臓の病気があるから、もしかして病弱なだけなのかしら、とすら思ってしまった。

幼馴染のおかあさんがつくってくれたクリームパスタと餃子、とても美味しかった。いつもこの家にくると美味しいごはんをつくってくれるので、わたしは毎回大量に食べる。家の子供たちが少食だから、わたしが大量に食べるのをいつも喜んでくれて、そういうわけで毎回大量に作ってくれる。

帰宅していっそうじぶんのねこのことを可愛がった。今日は限界なので3分くらいで眠った。