情操教育‪α‬

忘却炉に送るまえに

0623

早寝したのに眠くて疲れて仕方がなくて昼過ぎまで起き上がれなかった。でもたぶん過眠傾向って過食傾向りも不眠よりも、苦しくない。

LiSAのライブTシャツは、どうでもいい日をどうでもよくなくするのに丁度いい。

また出かける前に洗濯機をまわせなかった。洗濯とか風呂とか米炊きとかは、時間の計算をしないとうまく生活に組み込んでゆけない点がたまに苦手。

昨日の靴擦れが痛い。でも、ハイヒールや下着を使って、服装に合わせて身長や胸の大きさを増減できるというところに、時々自由を感じる。

腕時計をした。これが、時間が手首にまとわりつく感覚。やたら重い。拘束、捕捉されているという意識がつねにある。

発表のためのホールの下見をした。院生がとても親切であたたかい。

女が死ぬ、を読み終えた。ちょうどツイッターで、育児の合間にこれを読みました、と言っている人がいて、ヴァージニアウルフのこととかを考えてすこし泣きそうになった。クリエイティブな掌編がつづく短い構成と、その全体をやんわり貫く女性へのエンパワメント、子育て中の母が読むのにこれほどぴったりなものってない。

夫婦同姓が合憲、のニュースが出て、なんか最近のいろいろのニュースと重なってしんどかった。鍵なんじゃないかと思うから、まずは戸籍について調べ始めている。制度の詳細とか、歴史とか。せめてちゃんとわかりたい。はじめて歴史の勉強がたのしい。