情操教育‪α‬

忘却炉に送るまえに

0606

概ね猫とゆっくり過ごしておしまいになった。

テスト期間中の弟が「受験のための勉強もテストのための暗記も本当の勉強じゃない、数学の証明を考えているときのような種類の思考こそが本当の勉強だ」みたいなことを言い始めて、自分の高校時代とまったく同じだ。

地元の空気の匂いとかを嗅ぐだけで、なにかの扉が開いて自分の感覚がなにか外的なものと繋がったような感覚を得る。優しさに包まれたらの感覚のこと。

ひらき、さとり、いのりの感じが久々に戻ってきた気がして、ここ最近でいちばんの収穫。

自分で運転させてもらって東京に戻ってきた。同伴は父なので、好き勝手にLiSAのアルバムを高速道路で流したり、首都高でピチカートファイブ流したりできた。運転のときの、フォーカスの意識みたいなやつ、頭と心を癒す。

帰宅してからだらだらの時間になり、真夜中までインスタライブ やツイッターのスペースを聞きながら進まない作業をやり続けた。人の声を聞きたいのかもしれない。