情操教育‪α‬

忘却炉に送るまえに

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授業が始まってからベッドから這い出るのではなくて、授業開始20分前に起きて顔を洗って着替えてトーストを焼いたりした。湿度が高くていやな感じ。かろうじて音楽を聴くことでやりすごす、

いまはライブハウスもクラブもないから、インターネットをさまよい歩きながら人場所界隈を見つけていくしかない

少し家で歌っていっただけなのに、先生に「喉が疲れてるね」と言われた、なさけない声帯!いや声帯に無理を強いているのはこちらのほうだ、いろいろな機会があって発声について知識をつけているので、そのロジックはわかるけどじゃあいったいこの深刻な問題をどうすれば解決できるのかはまったくわからない。顔の美しい人には悩みがないと世間では思われがちだけど、それはそんなわけないよと思う一方で、声に関してはそういうことをおもってしまう、特に音楽をやるにあたっては、歌が自在にうたえるってだけでもう勝ちだ、さらにオリジナリティのある音色まで兼ね備えていたらもうそれだけの武器でたたかえる。わたしのいるところはそんなレベルの話ですらなくて、世の中には「じぶんのこえ」を得ている人間と得ていない人間がいて、自分はその後者である、みたいな認識だ、声の出し方を覚えるまえに、なにかを歪めてそれを覚えてしまったか、またはもともと構造に不備があったか、わからないけど、いつもどこかで無理をして一瞬一瞬をやり過ごすように発声しているみたいな、、定期的にこの思考に囚われて何も手につかなくなることがある、そんなにそこにこだわるんであればボイトレは整形より安価なのだから試してみればよいのにね、

かえりになにか面白いことを探すために図書館に寄った。ジャズピアノを練習するためのテキストや図書、ゼミのために使う楽譜、ガーシュウィンの楽譜、を借りた。

帰宅して、鍵盤を弾いた。引っ越してから、音楽のやる気と音楽の焦りとに満ち溢れている。今更じゃ遅いとじゃあ今日から始めればいいを戦わす。ごはんも作ったしひさびさのジムで筋トレもしたし30分ぐらい浴槽に浸かって読書もした。