情操教育‪α‬

わたしのこと好きな人だけが読んでいい日記帳

0423

昨日はひとりで家飲みしたから、どうしても1限に出なきゃ、そうしないとかっこ悪いから、と強く案じながら寝た。そのせいかこまめに起きてしまってあんまりいい睡眠がとれなかった。味噌汁一杯を飲んでから家を出た。味噌汁は自炊の最小単位。

どちらでも良いと言われていたけど登校したら、先生が後ろを向いたとき猫耳のパーカーを着ていることに気づけた。もうそれだけで、学校に来てよかったな!という気分。

帰り道、友達のプレゼントを買いに行った。ちょうどペリエが開店する時間帯とかち合ってしまったので、全部のお店の前を通るたびにうやうやしく挨拶をされて、そんなことしてくれなくっていいのに!と泣きそうになった。わたしのほうがお店にお邪魔させてもらってるだけで、ここはあなたたちの縄張りなのだから、そんな、こちらが頭を下げるべきなのに。

ムーミンを好きな人やスヌーピーを好きな人には、ムーミンスヌーピーをあしらったものをあげるとそれが喜ばれるし、どこにでもいくらでもムーミンスヌーピーデザインのすてきなものは売っている。でもわたしはムーミンのこともスヌーピーのこともたいして好きではない、なぜならムーミンスヌーピーと仲良くなるよりも先に、記号やアイコンとしてムーミンスヌーピーを認識してしまったから。そういうわけで、ムーミンショップでプレゼントを選んだけれど、好きではないムーミンたちの中で率直にすてきだと思うものを選ぼうとする試みはなかなか難しいことだった。ムーミンショップのお姉さんは流暢に丁寧に大きな声で接客をしてくれて、ただ支払いをしているだけなのに、こちらはいかがですか、あちらはいかがですかと提案してきて、やたら広告のポップが出てくるタイプのネットショッピングをしているかのようだった。そんなにがんばらなくてもいいですよ、と思ったけど、もしかしたら、単に私が今日でふたりめの客だから、気力と体力が有り余っているというだけかもしれないな。

家の支度をおおむね完璧にして、それから実家へと出発した。ゼミの先生がかいた本を読みながら電車に乗った。一年生のときは全然つまらないと思っていたけど、今読んでみると格段におもしろい。それは明らかに、この前やめた去年のゼミに所属して「体系的かつアカデミックに作品を捉え分析する」の見方を知ったからだと思う、「ちゃんとできるように」はならなかったけど、引き裂かれながら葛藤したことによる収穫はかなりあった。

帰宅すると、ねこが歓迎してくれた。母とワインを飲み、とても饒舌に喋った。