情操教育‪α‬

忘却炉に送るまえに

0131

いやだ、まだこの場所にとどまっていたい、前に進みたくない、なにも状況を変えたくない、だからなにもしたくない、そういう苦痛が、ある!

オンライン会議はいまだに苦手、自分の発言を挟み込める空気の隙みたいなのがあんまりないから、長縄跳び入るときみたいになって疲れる。なにか思うことあっても、そっちのノリで進んでるんだったら私は黙っといた方がいいんかなーというふうに今までもやってきたし、いつだってその息苦しい誘惑にかられるけど、それは誠意ではないんだろう、尊敬している人たちに失礼な関わり方をしたくはない。最終的な決断をちょっとだけベターにする、ベストと思う形でなくとも、ほんの少しだけよくしようと、絶えず、はたらきかける、これほど疲れることはないけど、だからこそ、投げ捨ててはいけないし、そういう練習を今しなくてはダメだという意識で参加している。マジで意味のわからん、次元のちがう暴投をする人とかを眺めているとえーその次元だと対話とか成り立ちません、とすぐ諦めてしまいそうになる、私が同調しすぎなだけでしょうか?そういうのに対して、きちんと真面目に向き合って、自分の頭の中にある辞書に照らして考えようとする姿勢を見るにつけ、すげーと思うし、ユーモアで打ち返せるのはもっと見事だなあと思う。

ねこと昼食と暖房は焦燥の反対側にある。危険なものにとりかこまれている。負けないために抗い続けるのは地味なたたかいで、無駄にさえ見えるよね

やりたいことリストつくったとて、それを毎日ひらくことが、とても苦痛、それさえ開かなければ一時停止していられるような気分でいられる、セーブデータの続きを毎朝背負わされるのって苦痛じゃないのかなあ、タイムラインなら背負えるくせに何を言ってんだかって感じでしかないよね

いろんなところに思考を書き散らして、本当にいっこの歩んで紡ぐべきものとは逸れたものを大量に毎日書かなくてはならない、そういうことに果たして意味はあるんだろうか。少なくともそれでなにか仕事をしたような気持ちになってしまってはいけないね、吸う呼吸と吐く呼吸、食事と排便、インプットとアウトプット、なんにも釣り合ってる気がしなくて、食傷気味。しかるべきことに、しかるべきように、毎日時間を使えるようになれたらいいんだけど

 

なんの意地だかずっとインスタをまじめに使っていなかったし、中高の同級生をぜんぜんフォローしていなかったんだけど、ときどき鍵の中の、遠くなってしまった彼女たちの日常をどうしても盗み見たい衝動に駆られる夜が、これまでに何度もありました、私もさすがにこういうのは損だっていい加減わかってきたし、あの頃は無理でも今なら、と思うわけで、ベッドに転がりながら世界を変えたいそんな日のお手軽な方法として、インスタのリクを送りまくることがあります。鍵エリアが解禁されていくこと、それはそれとして快感があるんだけども、ふつうに女の子みたいなインスタが出てくるから、ああ!!これが見たかったの!て思いながらもあなたたちがどういうことを考えるのか本当に検討もつかなくて冷や汗かく!

ちゃんと何もかも、投げ捨てずにいたいよ