情操教育‪α‬

忘却炉に送るまえに

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ここのところ、最高!と思う感じの小説にいくつか出会っているけど、好きな漫画や好きなアニメに比べて圧倒的にそれを共有できる相手がいない。みんなそれを読んでいないし、ネット上の同じ本を読んだ人もだいたいがおもんない読み方をしていてつまんない、読書会をやるべきだ!もしくは、読書とは元来そういうもの?自分ひとりの特別のためにある文化なんだろうか、それでもやっぱり、語り共振することで増幅する思い入れがあるはずだからな

うちにいる猫のことが本当に大好きで、視界に入るたび「かわいいねえ!だいすき!!」と口に出す、だいたい逃げられて、たまに気持ちよさそうに撫でさせてくれる。ねこの体臭も唾液のにおいもその生の気配がぜんぶまるごといとおしい

 

何をやりたいかと何をやるべきかが不可分になっている、それだから何かを決める時に混乱する、ひとまずそれはしっかり分けて捉えたほうがいい、

それからやっぱり目標設定の際には報酬を決めた方がいいのではないか。やることそれ自体に意味があることになるから。そうかインセンティブ、モチベーションとかいう内発的な動機づけを待っていてはどうにもならないので、外部刺激で行動を誘引する必要があるのだな

家で自由にふるまえなかったのは、そこに人の目がつねにあるからだ。自分だけの部屋で生活する時間が極端に短かったし、家の構造的にもプライバシーはほぼないと言えた。寝室も家族と一緒なので、つねに自意識と自己抑制が伴う、だからその恥の感情が、自分の行動を縛っていたのではないか?