情操教育‪α‬

忘却炉に送るまえに

0119

寝ていないし食っていないけど心が少し元気。

研究発表はきちんとそれなりにうまく喋れたと思う。最善を尽くしたので満足した。

最後の先生がたの総評にぶん殴られた感じはあれど、。

「研究発表」だから必死に私の部分を削ぎ落としてきたわけで、科学的ではない自分の作品を扱う上でそういう行為をするためにはかなり葛藤し割り切って振り切って精神的苦痛を伴ったわけで、また私を削ぎ落とした部分のみで勝負するにはそれ相応の努力が必要であったわけで、それを完全にただ面白くないだけのように言われて、ちょっとやりきれないなと、

思想と発想と日常とわたし、みたいなちょっと面白げな話ならたぶんみんないくらでもできて、そういうのは入試の自己表現ではよかったかもしれないけど、大学というあくまでもアカデミックの端っこに所属して学問をはじめたての人間である自分らの身分を考えると、そういうことではない堅実な努力の跡と、そもそもの作法と方法論の取得を見せるべきではないのか。そういう発想に至っている時点で自分の研究室のカラーに洗脳されているだけなのか、またこういうのって「自分だけが苦労していてずるい」みたいな単に見苦しいやつになってしまうのか、ちょっとわからないけど

ふらふらのまま帰宅してごはんをなんとか口に入れて、久しぶりに湯船に浸かって、オレンジ色の入浴剤の中で本を読みながらうとうとして、そのまま9時半にはベッドに入り、満たされたきもちになった