情操教育‪α‬

忘却炉に送るまえに

0905

元気がある。重力に負けていない。

髪を切り染めてもらいながら、携帯でできる課題をやった。余裕でこなすべき最低限度のタスクだけで私はつねに手一杯で、すごくかっこ悪い。

美容師さんに「疲れてるね」と言われた。頭皮の硬さとかでそれを見抜いたならいいなと思うけど、たぶん私が単にコミュニケーションを怠った態度を見て、だと思う。マスクをしていると普段以上に断絶があり、よりカロリーを消費しないとなにも伝わらない気がして、発言が4割減になる。

 

伝統的な体質のバラエティ番組がやっていて人の話を聞いてない感じが嫌だなーと思った、ルールに沿っているか、そうでないか、その流れに回収される形でしか会話が処理されない、そういえば本来社会のあらゆる場所がそういう感じなんだったな、

 

なにが嫌いかよりもなにが好きかで自分を語れよ、という風潮があるけれど、それはネガティブな話題が嫌いな人への配慮とマナーみたいな感じであって、なにが嫌か、というのこそ明確な感情だし人となりをよくうつすので、わたしはもっと、すきな人びとの嫌いの感情の微細なニュアンスを愛していきたい、

 

ああほんとうに、時間以上にお金のことは全然わからない。お金の管理をじょうずにできる人と結婚したいな。「妻が欲しい」の気持ちだってほんとはなんとなくわかってしまう、自分がバリバリ仕事をがんばって、家に帰ると愛する奥さんと子供がいて、生活のこまごまとしたでも私の全然できないことをやってくれるおかげで自分は仕事ができて、それはとても素晴らしくて理想的かもしれない、と思うことも、ある?かも?もののたとえの話です